GAIA HOUSE
CONCEPT

ケイ・ワタベのガイアハウスコンセプト

THE BUILDINGS MUST BE
ORGANISMS PLAYING HARMONY
WITH THE EARTH AND PEOPLE.

建築物は地球や人とハーモニーを奏でる有機体でなければなりません。
快適な空間提供とは、人と建物、建物と他の生き物、
それらの生き物が住む環境(土、水、空気、植栽)との間で交わされている関係を壊すことなく、
互いに利用できる関係を考慮しているのがガイアハウスです。

PLANNING OF GAIA HOUSE

ガイアハウスの計画

空気・光・熱・湿度・水・音は、
人の空間にとってどれもおろそかにはできないものです。
そのコントロールの方法は重要なポイントとなり、
ここに材料や配置が加わりガイアハウスは総合的な視点で計画されます。

BUILDING MATERIALS AND PLACEMENT

建物と配置

建材は空気質向上や温度・湿度調節の機能を持ち、
加えて嫌なノイズを吸収し、且つ眼に強い刺激を与えず心地よい肌触りが必要です。
衝撃の緩和やメンテナンスの容易性、自由な入手性の機能も求められます。
また、エネルギー消費量の削減もしなければなりません。

配置は、空気・光・音や地域との関係、自然力との関係を考えの中に入れることで、
エネルギーを削減し、快適感を人に与えることができます。

PLANTS, WATER AND SOIL

植物・水・土

植物は、その配置によって空気質向上や空気の対流を呼び、
温度・湿度調節の機能を持ち、加えて嫌なノイズを吸収します。
且つ眼に休息を与え、また隣接する建物への延焼防止機能を持たせることもできます。

水は、その配置によって植物の育成に寄与します。
また、空気質向上や空気の対流を呼び、温度調節の機能を持ちます。
音の面でも、嫌なノイズを吸収し心地よい音の供給をするというはたらきがあります。
緊急非常時の利用も可能です。

土は、その配置によって空気質向上や空気の対流を呼び、温度調節の機能を持ちます。
加えて嫌なノイズを吸収し、植物の育成やその感触を人に与えることができます。

NATURAL LIGHT AND ARTIFICIAL LIGHT

自然光と人工光

自然光は建物の配置によって空気の対流を呼びます。
また、温度・湿度の調節や殺菌に対して効果を持ち、
人の心理や身体に影響を与えます。建物の劣化や動植物への影響もあります。

人工光は人への刺激が強く、疲労・睡眠などへの影響が大きいため、
配置には注意が必要です。